キャリアは利益になる

飲食店の転職にキャリアは利益になるか否か

仕事において転職とは重要な転機です。今まで学んでいたことを止め、より新しい知識を学ぶのだから重大な決断といえます。その中で疑問に思うのは今まで培ってきた知識や能力、役職などのキャリアは果たして転職先の会社によって利益になるでしょうか、それとも不利益になるでしょうか。

今回はその中でも業界は数多く存在するがその種類は多種多様に満ち溢れている飲食業界にスポットを当て、飲食店に勤めている人が、転職し新しい飲食店に勤めた際、その際に今まで培ってきたキャリアは利益になるか、不利益になるかについて検討してみます。今回は、技術、知識、そしてキャリアの3項目に注目していきます。最初に技術についてです。飲食店で料理人として活躍してきた人ならば技術そのものは転職しても、包丁捌きや野菜の下ごしらえ等料理に関する基本的な知識と技術に関しては習得していると考えられる。勿論、その業界ごとの特殊な調理法などは転職後に勉強が必要ですが、それでも基本的な技術を学んでいることは転職先の飲食店においては利益になると言えます。

次に知識についてです。知識も技術同様全く畑違いの業界においては難しいかもしれませんが、食事の付け合せや盛り付け方等、技術と同じく身についていれば飲食店にとって利益が出ます。また、逆に畑違いの料理人の意見を参考にすることで今までは到底思いつかなかったような斬新な料理が浮かぶ可能性も大いにあります。

最後にキャリアについてです。今まで自分が歩んできたその経験は決して無駄になるとは思いません。しかし、転職する以上その考え方は捨てたほうが良いと思います。何故ならその業界ごとに仕来りややり方等が全く異なるからです。ホテルの料理長をしていたような人間でも転職したらその店の仕来りに合わせなければならないので最初は皿洗いから始まるかもしれません。また、長い修行期間を定めている店もあるので直ぐに包丁を握れる可能性も高くはありません。

結局転職した以上郷に入っては郷に従えの如く、合わせていかなければなりません。経験自体は決して無くなることは無いので無駄にはなりませんし自分にとっては利益です。しかし経験があるから優先されて当然であるとか、特別扱いされてもらえるとは考えると店に不利益を与えてしまいます。常に謙虚な気持ちで1から仕事に取り組んでいくことが非常に大切だと思います。

以上、技術、知識、キャリアの3つが飲食店から別の飲食店へ転職した際に利益になるか不利益になるかの検討でした。
実際に料理を味わいに行くときには、あの人も別の店の人だったのかもしれないと考えるとまた、食事を楽しめるかもしれません。